スイスで保育士!

スイスの保育園やスイス生活についてのんびり更新^^

スイスでも大人気のジブリ。君たちはどう生きるか

スイスでも上映されていたジブリの君たちはどう生きるか

 

君たちはどう生きるか」がアカデミー賞をとりましたね。

 

ここスイスでも、ジブリ作品は若い人を中心に人気で、「君たちは・・」もスイスの映画館で上映されていました。

 

私も、旦那さんと友達とプレミア上映の日に見に行ってきました。

 

スイスは日本より遅めの1月公開。

 

週の真ん中水曜日の夜だったにも関わらず、人がたくさん来ていてほぼ満員で、ジブリってすごいなぁと改めて実感。

 

ジブリのグッズを身に付けている人の姿もちらほら見かけました。

 

上映中に笑いが起きることも多くて、この場面は日本だったら笑わないよなぁ~と、笑いのツボの違いを実感したり。笑

 

ちなみに、私のまわりのスイス人では好きなジブリ映画として「もののけ姫」「千と千尋」があがることが多いです。

 

スイスの映画館は、多言語の国らしく、私の住む町では大抵フランス語とドイツ語の2種類の字幕が表示されています。

 

そして、映画の途中には大抵休憩があります。

 

 

他には、是枝裕和監督の「怪物(Monster)」もスイスで上映されていたので見に行ってきました。

 

スイスで上映されていた是枝裕和監督の怪物

 

大好きな是枝監督の作品をスイスで見れるなんて、幸せ。

 

内容も人物の描写も映像も、惹き込まれた。

 

今回は休憩なしだったけど、あっという間に終了。

 

旦那さんも友達もすごく気に入っていて、私も勝手に嬉しかったです。

 

ちなみにスイスでは最新作がやっている大きい映画館の他に、日替わりで昔の映画や少しマイナーな映画が上映されている小さな映画館もあちこちにあり、たまにナウシカやトトロなどのジブリ作品や、ジブリ以外のアニメ映画も上映されています。

 

スイスで日本の映画がもっと見れるようになるといいな。

 

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【海外妊娠・海外出産】スイスで両親学級を受講してみた

 

前回、スイスで出産後に訪問してくださる助産師さんを見つけたお話をしました。

 

swiss-kinder.hatenablog.com

 

今回は、その助産師さんの両親学級を受講した時の話です。

 

日本では、市などが開催していることが多い両親学級ですが、スイスでは産院や助産師さんが各々開催しており、内容もグループで行うものやプライベートで行うものなど様々です。

 

多いものだと数時間のコースを何回かに分けて受講するなんてものもありました。

 

そんなに長時間何やるんだろう・・!

 

私の産院の準備コースはドイツ語のみだったことや、個別で受講した方がわかりやすいし、時間や内容など色々融通ききそう、という理由から、助産師さんにプライベートで準備コース(1.5~2時間のコース×2回)をお願いすることに。

 

料金は一部保険適用になっていて、私が調べた病院での準備コースと値段もほぼ同じでした。(病院で受けても、個別で受けても保険は一部適用されます)

 

今はネットなどで情報がたくさん手に入るので、申し込む前は「必要なのかな~」とも思いましたが、結果として受講してとてもよかったです。

 

1回目は臨月の体調、陣痛が来てから出産までの流れについて教えてもらったり、夫婦でできるエクササイズなどを一緒にやったりしました。

 

他にも、心を整えるために大切な4つの要素(大地・水・炎・風)についてお話してくれたり、陣痛から出産までの流れを、ミヒャエル・エンデの「モモ」を引用しながら説明してくれたりと、楽しく話を聞くことができました^^

 

ミヒャエル・エンデがドイツ人って知らなかった!

 

2回目は、2週間後に行うことに。

 

2回目は出産後すぐ~退院までのケアやその後の母乳・母子のケアなどについて説明してくれました。

 

他にも私の質問に沿って内容を考えてきてくださったり、出産までに必要なものの確認や新しい夫婦のエクササイズなども紹介してくれました。

 

出産まではとにかく好きな事してね~、踊りに行きたかったら踊りに行けばいいし、考えすぎないのが一番!出産時もその後も、マニュアルよりも両親がどう考えるか、感じるかが一番大切と何回も言ってくれた助産師さん。

 

旦那さんが請け負う役割や母親の大変さなども説明してくれました。

 

出産まで産院で検診がないからこそ、この準備コースでスイスの出産についての細かい流れについてもよくわかったし、夫婦で妊娠・出産についての心持ち?についても共有できて、受講してよかったです^^

 

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【海外妊娠・海外出産】スイスでの助産師の探し方

 

 

以前の記事で、スイスでは検診と出産の際に、産婦人科、産院、助産師さんの3つを見つける必要があると記載しました。

 

swiss-kinder.hatenablog.com

 

 

スイスでは出産後の56日間に、家に助産師さんが10回(初産・帝王切開・双子や未熟児の場合は16回)自宅に訪問して、母子の検診やサポートをしてくれる制度があります。

 

これは全て保険適用です。すごい!

 

助産師さんは、産婦人科で検診していただく助産師さんにそのまま頼んだり、友人の口コミやネットなどで検索して見つけます。

 

私達の産婦人科助産師さんは、私が出産する頃にバカンスをとるらしいので、ネットで助産師さんを探しました。

 

「Hebamme(助産師) 〇〇(住んでいる地名)」を入れて検索すると、助産師さんを紹介しているサイトがいくつか出てきます。

 

助産師さんの紹介や話す言語、住所、連絡先などが載っていますが、数が多いのとサイトだけではどの人がいいのかいまいちよくわからず・・

 

私達は、英語を話すことは必須で、あとは写真と経歴を見て、家の近くに住んでいる人に連絡をとり、面談をすることに。

 

面談は自宅まで助産師さんが来てくれます。

 

会ってすぐに「ちょうど昨日も日本人の家に行っていたのよ~。彼女は3人目で、今までの子も私が担当したの。」と教えてもらって、信頼度アップ。

 

やはり国によって感覚が異なることは多いので、同じ日本人の人が信頼していると安心できる^^

 

それにしてもそんなに日本人住んでいなさそうなのに、同じ助産師さんに頼むなんてすごい偶然。

 

 

お互いの自己紹介や私の体調、出産後のサポートの流れについてなど、とっても詳しく説明してもらいました。

 

経験はあるベテラン助産師さんだけどフランクな感じの人で、私も旦那さんも気に入ったので、出産後のサポートだけでなく、出産前の両親学級もこの助産師さんにお願いすることに。

 

次回は両親学級について書きます~

 

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スイスの子どもの名前、世界の子どもの名づけについて



こないだ雨上がりに見たダブル虹。

 

スイスでは虹を見る機会が日本よりも多くて、絵本のような端から端までつながっている完璧な虹も見ることができます。

 

いつ見ても、いいなぁ。

 

さて、出産を控えて、そろそろ名前も考えなきゃいけません。

 

私の旦那さんはスイス人ですが、私達は日本名でスイスでも呼びやすい名前を、と検討中。

 

私が気に入った名前をいくつかあげて、旦那さんに読んでもらって、発音しにくかったり、外国語で変な意味になってしまったりするものは却下。

 

改めて思ったことは、日本の名前は一つひとつに意味が込められていて、読み方だけでなく漢字の選び方一つでもすごくたくさんの意味がある。

 

一人ひとりの名前の背景に、込められた想いやエピソードがあるところはすごく素敵だなと思う反面、決めるのがすごく大変だなとも感じます。(個人的には日本の名前、すごく好き。)

 

画数とか色々考えだすとキリがない!

 

海外の名づけはもっとシンプルなものが多い気がする。

 

ヨーロッパの人にその人の名前の由来を聞いても、「ん~意味とかあるのかな~」と知らない人が多い。

 

国によっては両親や祖父母の名前を受け継ぐこともあるし、イスラム教の国では、コーランイスラム教の指導者から名前をとる人が多い。

 

同僚のイタリア人は、妊娠6か月頃に「名前は〇〇にしたんだ~」と言っていて、出産前にそんなあっさり名前発表する感じなんだ!と驚いた。

 

セネガルでは、出生後7日目に赤ちゃん誕生のお祈りとセレモニーが開かれて、そこで名前を発表していた。

 

それまでは、親以外には名前を知らされないらしい。

 

スイスは出産前に名前を決めている人が多いようで、割と早い段階から「名前決まったの?」と聞かれ、まだだよ~と答えると「え!まだなの?!」とびっくりされていました。

 

スイスの最近のトレンドの名前は、女の子は「a」が最後につく名前が多いようです。

 

確かにそう考えると保育園にもMia、Mara、Mina、Noa、Mila、Livia、Jonna、Nora、 Mila、Frida…と8割くらいの女の子の名前が「a」で終わっていることにびっくり。

 

どの国にも流行の名前ってあるんだなぁ。

 

 

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切ないってどうやっていうんだろう

 

もう日本時間では11日になってしまったけれど。

 

9日は同じアパートに住んでいる子の誕生日だったので、夕食後に軽くお祝いに行ってきました。

 

その子と話す中で、「日本では3月9日って曲があって、3月9日になるとこの曲を聴く人が多いんだよ~」と聴かせると

 

メロディを聴いて、すごい悲しそうな曲!と言っていて、

 

悲しいというよりも切ないとかしんみりとかそういう感じって伝えたかったんだけど、その感情って、3月の出会いと別れの切なさとか、卒業式での感情の動きとか、そういう微妙な感情を実際に経験しているからであって、経験していない人に外国語で伝えるのは難しい。

 

スイスの人にとって春は「冬の終わり」で、嬉しい、ハッピーなイメージをもつ人が多いけれど、日本は春の喜びに加えて、卒業や入学で色々な感情を経験する季節でもある。

 

育った環境によって、見方や感じ方が違うのはおもしろい。

 

学校行事が少ないスイスで、運動会とか文化祭でみんなで力を併せて一つのものを成し遂げる大変さとか、それを乗り越えた感動とか、スイスの子ども達はどこで感じるのかな。

 

もちろん日本でも行事にいい思い出がない人もいると思うけれど、行事が大好きだった私にとって、一つひとつの行事で得られた経験は、大人になった今でも覚えているし、宝物だなと改めて思う。

 

 

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続々と顔を出すうさぎ達

今年のスイスは、2月は異常なくらい暖かくて(過去最高平均気温だったとか?!)、もう春だ~と思いきや、3月に入ってちらほら寒さが逆戻りする日もあったり。

 

日本でも3月になって急に気温が下がったりしているそうなので、今年は日本と似ているなと思います。

 

 

今日はまた暖かくなって、春の花も元気になってあちらこちらで色んな鳥の鳴き声が聞こえて癒される^^

 

春の気配と共に町にあふれだすのが、イースターのうさぎ達。

 

日本ではディズニーぐらいでしか感じることのなかったイースターですが、スイスではイースター前後は休暇になっていて、みんなでお祝いをします。

 

スーパーにも色んなうさぎのチョコ達が。

 

スイスのイースターのうさぎチョコレート



これはスイスで人気なOvomaltineというチョコレートのうさぎ。

 

スイスのイースターのうさぎ型チョコレート


味はミロに似ている感じ。

 

このうさぎ達、前に一時帰国した際に、友達の子ども達用にたくさん持って帰ったのですが、長旅はうさぎ達にとって予想以上にハードだったようで、日本に到着した時にはこんなことに。

 

ホラー。

 

他にも原型をとどめていないほどぐちゃぐちゃになってしまった子もいたので、元の姿は明かさずにチョコの味だけ楽しんでもらいました。。笑

 

お持ち帰りされる方はぜひ手荷物で。

 

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【海外妊娠・海外出産】スイスには産前休暇がない?!

スイスの山と湖

 

今日はスイスの産前休暇についてです。

 

現在、産前休暇中の私。

 

厳密にはスイスには法律で決められた産前休暇というものはなく、産婦人科で診察をしてもらう際に、何か体調に不具合があったり、「もうそろそろ働くのはきつくなるね~」といった時に「Arbeitsunfähigkeitszeugnis」(名前長すぎ)という診断書を発行してもらいます。

 

そのため、職業や個人の体調によっても産休に入る期間はまちまちだそうです。

 

会社で働いている場合、だいたい、1ヵ月前くらいにとるのが一般的だとか。

 

私は保育園で働いていたのですが、予定日2か月前くらいからお腹の張りがきつくなったり、不正出血が少しあったりしたので、「午前中に40%だけ働く」という診断書をもらいました。

 

そのため、産休に入るまでの1ヶ月間は午前中に3時間だけ働くという配慮をしてもらえてとてもありがたかったです。

 

 

完全産休に入るタイミングも、決められていないので「いつからとれるんだろう…」「産休に入る時はいきなり診断書もらった日に“明日から産休に入ります~!”みたいな感じでいいのかな…」

 

と、もやもやしましたが、結局予定日1ヵ月前の検診で診断書を書いてもらうようにお願いして、その日に診断書が出たことを保育園に伝えて、産休入りの挨拶をしました。

 

 

お迎え時間より前に保育園に挨拶に行ったので、保護者の人には挨拶できなかったし、登園していない曜日で会えない子もいたので、日本で産休に入る時よりもかなりあっさりめ。

 

復帰時期も日本よりは短いので、バタバタしていたらわりとあっという間に復帰になるっていうのもあるのかな。

 

赤ちゃんが産まれるまで、一人時間、夫婦の二人時間を楽しんでいます^^

 

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