やらなきゃ、からやりたい、に
今週のお題「お弁当」
海外に暮らしていて、日本のきめ細やかさやクオリティに感心することは多いけれど、お弁当もそのひとつ。
スイスでも職場などにランチボックス(お弁当)を持っていく人は多いけれど、内容はいたってシンプルで、パスタならパスタ、サンドイッチならサンドイッチとメイン一つがばーん!とタッパーに入っている。
日本のお弁当文化がないから、働いていなかった時も旦那さんに愛妻弁当を作る♡なんてことはなく、旦那さんは夜の残りをどーんと一品詰めて職場に持って行っている(笑)
私は日本でもスイスの保育園でも給食がいただけるので、本当にありがたい。
スイスの保育園でアレルギーのある子がお弁当を持参したことがあったけれど、その子の中身も「白米どーん!チキンナゲットどーん!隅に小さいきゅうりが切られずに丸ごと一本コロリ。」といった感じ。
アジア系の子だったから、日本のお弁当のようにごはんとお肉で少し親近感はわいたけれど、もちろんふりかけなんてかかっていないし、彩りや配置にこだわりもなく、ただボンボンボン!って入れてあるだけ。
日本のお弁当の素晴らしさをひしひしと感じつつも、これでもいいんだよなぁとも思った。
平日に夜遅くまで働いて、休日は忙しい平日のために作り置きして、朝は早起きして丁寧にお弁当作って、、
もちろん食は大切だし、ただ食べるだけではなく楽しんで食べることの大切さも保育園ですごく実感しているけれど、それが負担になって心に余裕がなくなってしまったら、本末転倒なのかも。
Youtubeやインスタで、作り置きやおいしそうなお弁当を見ると心躍るけれど、これを毎日私がやると想像すると、腰がどーんと重くなる。(やってくれるなら大歓迎)
何事もそれぞれの人の生活リズムやペースで、バランスよく、が大切だなぁ。
そういえば日本の保育園で遠足に行くときは、私の持っていた二段式の弁当では物足りないので、二段式弁当に両段ともおかずを詰めて、おにぎりは別で握って持って行っていた。
外で食べるお弁当は本当に格別。
ピクニックとなると、スイス式のサンドイッチよりも、日本式のおにぎりとから揚げに心躍るのは間違いない。
もっと暖かくなったらお弁当作ってピクニックしたいなー。
やらなきゃ、ではなくて、やりたい、時にやるのがちょうどいい。
ほか弁、スイスに進出してください。